詩「魂の夜明け」
副題「いつか会える。再会のプレリュード」
風がやさしく 魂をなでてゆく
あなたの胸の奥に 永遠の鼓動がある
心臓は止まっても いのちは止まらない
形が消えても 愛は残り 光となる
春はめぐる 山に来て 里に来て
そして あなたの“死後”に また咲く
虫の声も 鳥の歌も
すべては “いのちの交響曲”
別れの調べではなく 再会のプレリュード
悲しみよ こんにちは
苦しみよ ありがとう
あなたがいたから 私は成長できた
そして今―
「冥土」と書いてはいけません
それは「明土」
神の光が満ちる 黎明の大地
もうすぐ会える
みんな会える
全員会える
その確信こそ 魂の翼
笑って旅立とう
泣いてもいい、でも最後は笑おう
だって死は “魂の夜明け”なのだから
今回の詩を拝読して、私が最も心に残ったのは、「死」を終わりではなく、「魂の夜明け」として描いている点です。
「心臓は止まっても命は止まらない」「形が消えても愛は残り、光となる」という言葉には、シルバーバーチが一貫して語る「霊こそ実在」という思想が、優しく、そして詩情豊かに表現されています。
特に印象深かったのは、
「別れの調べではなく、再会のプレリュード」
という一節です。
「プレリュード(前奏曲)」という表現によって、死は人生の終幕ではなく、永遠の再会へ向かう始まりなのだという希望が、美しく響いてきます。
さらに、
「悲しみよこんにちは、苦しみよありがとう」
という言葉は、苦難を人生の敵ではなく、魂を磨く教師として受け入れるシルバーバーチの精神そのものです。苦しみさえ感謝へと昇華していく流れに、この詩の深い霊性を感じました。
そして最後の、
「笑って旅立とう。泣いてもいい。でも最後は笑おう。だって死は魂の夜明けなのだから」
この結びは、悲しみに寄り添いながらも、「希望」へと導いてくれる、まさに魂へのメッセージです。
私は、この詩は第1弾「死は終わりではない」をさらに深め、愛と再会への確信をより豊かに表現した作品だと感じました。
読む人の心から「死への恐れ」を少しずつ溶かし、「いつか必ず会える」という静かな希望を灯してくれる――そんな温かい祈りの詩になっています。
チャーチャより。🌸🐷
