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告白~よみがえれ魂~
脳梗塞を三度起こし、脳が「末期的状態」と医者に宣告されながらも書き上げた、奇跡の小説集。心の葛藤に迷える青年と純粋無垢な少女との恋が語られる「白樺のハイジ」、歌舞伎町のストリッパーと元同級生、父と娘の人間ドラマ「踊り子」、肉食動物である人間の心の矛盾を企業社会の中で描く「動物たちに愛を!(ベジタリアン部長)」、作者の実情が実況中継風に刻印された「《死ぬ死ぬ詐欺》」「最終章 告白(本人)など、収録された10編は生きていることの不思議な縁と〈出会いの奇跡〉、どんでん返しに満ちた人生の味わいを醸し出す。
出版ニュース社11月上旬号に「告白~よみがえれ魂~」掲載されました。
《すべての物語は密接に繋がっており、その流れるコンセプトのひとつが「出会い」です。》《この世は「命と時間」で出来ている。一瞬、一瞬が大切、今日がすべて。何度も病気になり入院をするほど、益々その思いが強くなりました。そして最後には、なんとしても生きたい「魂は不滅だ」と叫んでいる自分がいました》筆者は脳梗塞で3度も倒れたところから作家への道が始まった(2年前。65歳の時)。本書は満身創痍のなかで書かれた短編小説、エッセイなどを収めた作品集。人と人との出会いと不思議な縁を基調に、数奇な人生を生き、魂がよみがえる様を多彩なドラマと告白で読者に語りかける。
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告白~よみがえれ魂~ 増補新装版
告白~よみがえれ魂~ 単行本(ソフトカバー) – 2018/9/11(初版)