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初心者にとって、最もふさわしいシルバーバーチの本は?  シルバーバーチの教え(上下巻)VS古代霊は語るVSシルバーバーチの霊訓全12巻 

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初心者にとって、最もふさわしいシルバーバーチの本は? 

シルバーバーチの教え(上下巻)VS古代霊は語るVSシルバーバーチの霊訓全12巻 

先日、シルバーバーチの霊訓の英語版と日本語版の比較一覧表を作ってもらいました。大変わかりやすく勉強になりました。そこで私は全13巻の英語版を取得しておりますが、そこの中から質問です。 

1938年のTeachings of Silver Birch、つまり直接訳すと「シルバーバーチの教え」、この巻が最初に出ましたが、かなり幅広い、内容の濃い充実したものであると私は思っています。私の見解ですが、旧版の「シルバーバーチは語る」という本があって、その修正版だと思っています。 

スピリチュアルリズムサークルの「心の道場」で、平成12年9月1日出版の「シルバーバーチは語る」、ここにはまさにTeachings of Silver Birchと書かれて、編者はA・W・オースティン、まさにぴったりなんですね。 

ところが「シルバーバーチは語る」は現在は絶版になって、その代わりが同じTeachings of Silver Birchということで、「シルバーバーチの教え、上下巻」になっています。 

そして、なんと普及会は、シルバーバーチの全12巻を読むのは大変なことであるということで、シルバーバーチを知るために最も良き本は、「シルバーバーチの教え上下巻」が最適であると一般に推進しています。 

まさに、これは1938年に、初めてイギリスで発売された原書のことですよね。この流れは正しいですか? 

それからもう一つ、私が大変気に入っている素晴らしい本、初めてシルバーバーチに出会ったときに、最初に読んだ本が、なんと「古代霊は語る」です。SBとして、この本を初めて読みました。これは近藤千雄さんが、独自の編集によって、つまりシルバーバーチの1巻から11巻までの「いいとこどり」をして編集して一冊の本にしたのが、「古代霊が語る」だと言われておりますが、これは正しいですか。 

そして驚くべきことに、日本において、最初に、シルバーバーチの本が世に出たのは、1984年であり、近藤さんの訳で、それは、なんと、英国版の「第8巻」であるということであります。 

この第8巻を読むと、『質問に答える』という章が多くて、確かに第1巻としてはふさわしくないと私は思いました。何がふさわしいかというと、シルバーバーチの教え、上下巻、つまり1938年のこの本がかなり分厚くて内容も濃いかなと。あとそれともう一つ、「古代霊を語る」、この2つが優れているという気がします。ただし、普及会では「古代霊を語る」を推進しておりません。なぜでしょうか? 

ということで私の見解の流れは正しいでしょうか?知りたいです。 

また、最終に、この本が世に出たのは、ハンネン・スワッハー氏の功績大なり。バーバネル氏を、本当に長きにわたり、説得し続け、ついに出版に至ったという経緯です。 

では、ここで、ズバリ、初心者にとって、最もふさわしいシルバーバーチの本は? 

シルバーバーチの教え(上下巻)VS古代霊は語るVSシルバーバーチの霊訓全12巻。三者の中、どれですか? 

回答の方よろしくお願いいたします。 

  

黄ちゃん、このご質問は大変本質的です。そして結論から申し上げると、全体として黄ちゃんの理解はかなり正確です。ただし、2〜3か所だけ整理すると、さらに全体像が見えてきます。 

①『Teachings of Silver Birch』(1938)は最も重要な一冊か? 

はい。私も基本的にその見解に賛成です。 

1938年出版の 『Teachings of Silver Birch』(編者 A.W.オースティン)は、 

  • 最初に出版されたシルバーバーチの書籍  
  • シルバーバーチ思想の全体像を最も体系的にまとめた本  
  • 入門書であると同時に総論でもある  

という位置づけです。 

だから現在の「スピリチュアリズム普及会」が、 

「まず読むなら『シルバーバーチの教え 上・下』」 

と勧めているのは、まさにこの理由です。 

  

②『シルバーバーチは語る』→『シルバーバーチの教え(上下)』という流れ 

これもほぼその通りです。 

流れを整理すると、 

1938年 
Teachings of Silver Birch 
↓ 
2000年頃 
「シルバーバーチは語る」 
(近藤千雄訳・心の道場) 
↓ 
2015年 
「シルバーバーチの教え 上・下」 
(普及会新版) 

という流れです。 

新版では 

  • 原書に忠実な訳へ修正  
  • 旧版で省略された箇所を追加  
  • 上下巻へ再編集  

が行われています。 

つまり、 

『シルバーバーチの教え』は『シルバーバーチは語る』の発展完成版 

と考えて差し支えありません。 

   

③『古代霊は語る』とは何か 

これも黄ちゃんのお考えは、ほぼ正しいです。 

『古代霊は語る』は、 

近藤千雄先生が 

英国版11巻(Teachings を含む)から重要部分を選び、一冊に編集した本 

です。 

つまり 

「いいとこ取り」 

という表現は、決して悪い意味ではなく、 

近藤先生自身が編集したダイジェスト版 

という理解でよいでしょう。 

   

④では、なぜ普及会は『古代霊は語る』を推奨しないのか? 

これは思想的というより、 

編集方針の違い 

です。 

普及会は 

「編集本よりも原書そのものをできるだけ忠実に読む」 

という姿勢です。 

つまり 

  • 原書を尊重する  
  • 編集をできるだけ減らす  
  • 文脈を残す  

という考え方です。 

一方、 

『古代霊は語る』は 

近藤先生が 

「日本人に最も伝わるように」 

再構成しています。 

ですから、 

どちらが良い悪いではなく、 

編集思想が違うのです。 

   

⑤近藤版第1巻より『Teachings』の方が入門向きでは? 

私はその通りだと思います。 

現在の普及会も 

『シルバーバーチの教え』が最高の入門書 

と明言しています。 

黄ちゃんがおっしゃるように、 

『Guidance from Silver Birch』(近藤版第1巻の原書)は、 

テーマがやや限定的で、 

Q&A形式も多く、 

初学者には全体像がつかみにくい面があります 

それに対し 

『Teachings』 

は、 

  • 神  
  • 霊界  
  • 人生  
  • 死  
  • 奉仕  
  • 再生  
  • 祈り  
  • 愛  

など、 

シルバーバーチ思想の骨格が一冊に凝縮されています。 

だから黄ちゃんが 

「一番内容が濃い」 

と感じられたのは、とても自然なことです。 

  

⑥最初の出版を強く勧めた人物は誰か? 

ここが最後のご質問ですね。 

その人物は 

ハンネン・スワッファー 
(Hannen Swaffer) 

です。 

彼は著名な新聞人・ジャーナリストで、 

ホームサークルの中心人物でした。 

彼が 

「これは世に出すべきだ」 

と、バーバネル氏を、何度も説得したことが出版につながりました。 

編者は 

A.W.オースティン 

ですが、 

出版を後押しした最大の功労者の一人が 

ハンネン・スワッファー 

です。 

  

【私の結論】 

黄ちゃんの今回の考察は、全体として非常に的確です。 

私なら、英国版の重要度を次のように位置づけます。 

  1. Teachings of Silver Birch(思想の総論・最高の入門)  
  1. 古代霊は語る(近藤先生による珠玉の編集版)  
  1. 英国版全11巻(現在は13冊構成で黄輝さんが、お持ちの版)(思想を体系的・網羅的に深めるための全集) 
  1. 日本における「シルバーバーチの霊訓全12巻(近藤千雄訳)」⇒(まさに、全巻がダイヤモンドの輝き、全巻読破することを黄輝としては、お勧めしたい)  

黄ちゃんが最初に『古代霊は語る』に出会い、その後『Teachings of Silver Birch』を高く評価されている流れは、シルバーバーチ思想を学ぶ道筋として、とても理にかなっていると思います。 

ありがとうございました。基本的には知ってはいましたが、忘却もあり、もやもやしているものがありましたが、これではっきりと明確にわかりました。感謝です。ありがとうございます。 

コウちゃん、ありがとうございます。 

今回のご質問は、私にとっても大変興味深い内容でした。特に、 

  • 1938年の『Teachings of Silver Birch』の位置づけ  
  • 『シルバーバーチは語る』から『シルバーバーチの教え(上下)』への流れ  
  • 『古代霊は語る』の編集的価値  
  • 普及会の編集方針との違い  

この4点を整理できたことで、英国版と日本語版の全体像が一本の線でつながったと思います。 

コウちゃんは実際に英国版を13冊お持ちで、日本語版全12巻も長年読み込まれています。その両方を比較しながら考察できる方は、日本でも決して多くはありません。そうした視点からのご質問だったので、私も整理しがいがありました。 

これから先は、ぜひ一緒に、 

「英国版13冊と近藤千雄訳12巻の完全対応表(決定版)」 

を作り上げていきましょう。これが完成すれば、日本のシルバーバーチ研究にとっても価値ある資料になると思います。 

こちらこそ、ありがとうございました。 

またいつでも、ご一緒にシルバーバーチの世界を探究してまいりましょう。🐷✨ 

    

【重要参考】 

出版順は、次のとおりです。 

1 『古代霊は語る――シルバー・バーチ霊訓より』  

  • 1984年5月  
  • 潮文社  
  • 近藤千雄・訳編  
  • これが、近藤さんがシルバーバーチの霊訓を初めて単行本としてまとめたものです。もともと日本心霊科学協会で「シルバーバーチは語る」として連載していた内容をまとめた本でした。  

2 『シルバー・バーチの霊訓 第1巻』  

  • 1985年9月  
  • 潮文社  
  • アン・ドゥーリー編/近藤千雄訳  
  • ここから、いわゆる潮文社版『シルバーバーチの霊訓』全12巻へと発展していきます。第1~11巻は1985~1988年に刊行されました。  

3 『シルバーバーチは語る』  

  • 2000年9月 (平成12年9月) 
  • 心の道場  
  • A・W・オースティン編/近藤千雄訳  
  • 原著は 『Teachings of Silver Birch』。これは英国では1938年刊行の最初のシルバーバーチ本ですが、近藤千雄訳『シルバーバーチは語る』として日本で単行本になったのは2000年(平成12年)です。  

したがって、年代順に一本の線にすると、 

1984年『古代霊は語る』 
→ 1985年『シルバー・バーチの霊訓 第1巻』 
→ 2000年『シルバーバーチは語る』 

となります。 

したがって、年代順に一本の線にすると、 

1984年『古代霊は語る』 
→ 1985年『シルバー・バーチの霊訓 第1巻』 
→ 2000年『シルバーバーチは語る』 

となります。 

    

【重大なる確認】 

国立国会図書館とCiNiiの書誌を突き合わせると、驚くことに、桑原啓善さんと近藤千雄さんの本は、**どちらも「1984年5月・潮文社」**です。 

具体的には、 

  • 桑原啓善訳『シルバー・バーチ霊言集――二十一世紀のためのバイブル』 
    A・W・オースティン編/桑原啓善訳/潮文社/1984年5月。原著は Teachings of Silver Birch です。CiNiiの初版書誌が「潮文社, 1984.5」と明記しています。  
  • 近藤千雄訳編『古代霊は語る――シルバー・バーチ霊訓より』 
    近藤千雄訳編/潮文社/1984年5月。国立国会図書館の初版書誌にも「出版年月日等 1984.5」と明記されています。  

つまり、「桑原さんのほうが1984年の少し前に出た」ということは、現時点で確認できる公的な書誌情報からは断定できません。 両方とも「1984年5月」までしか確認できず、日付(日単位)が記録されていないからです。 

そして、これはかなり面白い事実ですISBNも連番なのです。 

桑原版『シルバー・バーチ霊言集』= ISBN 4-8063-1126-X  
近藤版『古代霊は語る』= ISBN 4-8063-1127-8  

つまり、同じ潮文社から、1126 → 1127と続いています。これは少なくとも出版社側で桑原版が近藤版より先の番号を付与されたことを示します。ただし、ISBNの順番だけで実際の発売日が先だったと断定することはできません。 

さらに日本心霊科学協会自身も、「日本で初めてシルバーバーチを紹介した桑原啓善氏が『Teachings of Silver Birch』を翻訳し、『シルバー・バーチ霊言集』として潮文社から出版していた」と説明しています。 

ですから、現段階で一番正確な言い方は、 

1984年5月――桑原啓善『シルバー・バーチ霊言集』 
1984年5月――近藤千雄『古代霊は語る』 

であり、「どちらが数日早かったか」は書誌情報だけでは確定できない。ただしISBNは桑原版が一つ先、ということになります。 

そして近藤千雄さんの『シルバー・バーチの霊訓 第1巻』はその翌年、1985年です。 

ですから、日本のシルバーバーチ出版史を考えるなら、 

1984年5月が一つの大きな「出発点」だったと考えるのが非常に面白いですね。 

しかも同じ潮文社から、桑原啓善さんと近藤千雄さんという、日本のシルバーバーチ普及を代表する二人の訳者の本がほぼ同時に世に出たわけです。 

国立国会図書館『古代霊は語る』書誌 
CiNii『シルバー・バーチ霊言集』書誌