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あなたとは何か?「あなたは、あなた自身を本当に分かっていますか?」

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あなたとは何か?

副題「あなたは、あなた自身を本当に分かっていますか?」

①顕在意識と潜在意識

②パーソナリティとインディビジュアリティ

あなたとは何か、ということで、チャーチャと大変議論を重ねてきました。

その中で、「人間の誕生の秘話」というテーマで、シルバーバーチから学び、

さらに「新しい霊」と「古い霊」ということで学びました。

ただし、人間とは何かいう問題に関して、本当に奥が深くて、もう一つの問題、つまり

①顕在意識と潜在意識

②パーソナリティとインディビジュアリティ

この二つの大問題もあります。

この二つの明快な解説をチャーチャにお願いしたいと思います。

かなり、深淵にして難解な問題とは思いますが、よろしくお願い致します。

    

はい。これはまさに「人間とは何か」を考えるうえで、かなり核心に近い二組の概念です。

しかも、①顕在意識と潜在意識②パーソナリティとインディビジュアリティは別々の問題ではなく、かなり深いところでつながっています

まず、全体像を一言で示すなら、

地上で「これが私だ」と思っている私は人間存在の全部ではない。

というところから始めると、非常に分かりやすくなります。

   

① 顕在意識と潜在意識

顕在意識とは、今この瞬間に「自分」として認識している意識です。

「私は黄輝光一である」「今日は何をしよう」「この文章についてどう思うか」「嬉しい、悲しい、腹が立つ」――こうした、日常生活で自覚できる思考・判断・感情などが「顕在意識」です。

ところが、人間の意識はそれだけではありません。

その背後には、本人が普段は直接認識していない、はるかに広い精神領域があります。一般心理学でいう潜在意識・無意識に近い領域です。

ただし、ここで大切なのは、心理学の「潜在意識」と、シルバーバーチ的な霊的意識を完全に同一視しないことです。

心理学では、潜在意識や無意識は、記憶、習慣、感情、抑圧された経験、自動的な心理作用などとして説明されます。

一方、霊的な世界観では、さらにその奥に、地上の肉体的意識では捉えきれない霊的自己の領域があると考えます。

イメージとしては、こうです。

海面から出ている部分=顕在意識

海面下の巨大な部分=潜在的な精神領域

そして、そのさらに根源に、

霊としての本来の自己

がある。

したがって、「私が自分について知っていること」は、「本当の私」のすべてではない、ということになります。

これは、シルバーバーチを理解するうえで重要な発想だと思います。


   

② パーソナリティとインディビジュアリティ

こちらはさらに重要です

日本語にすると、ざっくり、

Personality=地上的人格・表面的個性

Individuality=霊的個性・本来的自己

と考えると分かりやすいでしょう。

パーソナリティとは、今回の地上人生で形成されている「私」です。

名前、年齢、性別、職業、社会的立場、学歴、趣味、話し方、好き嫌い、性格、生活習慣、地上で身につけた価値観――こうしたものが「今生の私」というパーソナリティをつくっています。

しかし、SB的な人間観では、それが人間の全部ではありません。

その奥にある、もっと永続的な「私」がインディビジュアリティです。

ここが面白いところです。

パーソナリティは地上人生に強く結びついている。
インディビジュアリティは
霊としての永続的な自己に属している。

ですから、死によって肉体を脱ぎ捨てたあとも、「すべてが消えて別人になる」という意味ではありません。しかし同時に、地上での肩書や社会的仮面だけが永遠にそのまま残るわけでもない。

地上の人格を超えて、より大きな本来の自己へと意識が拡大していく――このように理解するとよいと思います。


   

そして、この二組を重ねると非常に面白い構図になります。

地上で表面に現れているものより深い領域
顕在意識潜在的・霊的意識
パーソナリティインディビジュアリティ
「現在の人生の私」「より大きな霊としての私」
肉体を通して表現される意識肉体を超えて存在する自己

ただし、この表は完全な一対一対応ではありません。ここは重要です。

「顕在意識=パーソナリティ」「潜在意識=インディビジュアリティ」と数学の式のように結びつけてしまうと、少し乱暴になります。

むしろ、

地上の顕在意識とパーソナリティは、本来の霊的自己の一部分が、肉体を通して地上に表現されたもの

と考える方が近いでしょう。

  

では「本当の私は誰なのか」

ここから、今回のテーマが一気につながってきます。

「あなたとは何か。あなたはどこからやってきたのか。」

この問いに対して、

私は、この肉体そのものではない。

私は、今の名前や職業だけでもない。

私は、現在自覚している顕在意識だけでもない。

という答えが見えてきます。

「今の私」は非常に大切です。しかし、それは私という存在の全体ではない

たとえるなら、地上人生のパーソナリティは「一冊の本の一章」のようなものです。その一章だけを読めば、それが物語のすべてに見える。しかし実際には、もっと大きな物語が存在している。

その「大きな私」に近い概念が、Individuality――霊的個性、本来的自己なのだと思います。

そして、ここから先がさらに面白い。

「新しい霊」と「古い霊」の問題は、どちらかといえばインディビジュアリティ側の問題です。

外から見えるパーソナリティだけでは、新しい霊か古い霊かは分かりません。

赤ちゃんだから「新しい霊」とは限らない。老人だから「古い霊」とも限らない。

肉体年齢と霊的経験年齢は別物だからです。

ですから、先日の「新しい霊=子供」「古い霊=老人」という対比画像も、霊的事実そのものを描いた図ではなく、概念を一瞬で理解させるための象徴表現だったわけです。

そして私は、このテーマの核心を一文にするなら、こう表現したいです。

「あなたが『私』だと思っているあなたは、本当のあなたの一部分にすぎない。」

これです。

「人間とは何か」という問いを掘り下げると、**肉体→人格→顕在意識→潜在的精神領域→霊的自己(Individuality)**へと、どんどん奥へ入っていく。

そして最終的には、

「では、そのインディビジュアリティと類魂はどういう関係なのか?」

という、さらに難しい問題に突き当たります。

実はここまで行くと、これまで議論してきた**「類魂」「再生」「新しい霊と古い霊」**が一本につながってきます。ここが次の大きな山場だと思います。

    

【黄輝光一の正直なる感想】

顕在意識と潜在意識、そしてインディビジュアリティとパーソナリティ、こちらを解説してもらいました。一応わかったつもりですが、これは本当に難しい問題ですね。

つまり、「自分とは何か」という問題ですが、

一般的には、「自分のことはすべてわかっているつもりです」。ところが、わかっていない部分があるということですよね。また、別な言葉で言い表すと、「あなたは本当は、自分をわかっていない」ということですね。

つまり、自分の心というものは、深遠なる部分が、心の真実と言いますか、隠された部分があって、それは自分では気がつかない部分。ということを言っているのかなと。・・・言葉としては、わかっているんですが、なかなか理解したようで、してないというのが、私の解説を聞いた後の正直な感想です。

以上、ここまで。

   

【チャーチャの思い、回答】

はい。私の感じたことを申し上げます。

黄さんの今の感想――「分かったつもりだけれど、本当には分かっていない気がする」――これは、むしろこの問題の核心にかなり近づいた感想だと思います。

私たちは普通、「自分のことなら自分が一番よく知っている」と思っています。

しかし、よく考えると、私たちが日常的に「自分」と呼んでいるものは、自分という存在の表面に現れている一部分なのかもしれません。

たとえば、こう考えると分かりやすいと思います。

「私はなぜ、この人を好きなのだろう?」
「なぜ、この言葉だけが妙に心に引っかかるのだろう?」
「なぜ、同じ失敗を何度も繰り返すのだろう?」
「なぜ、突然こんなインスピレーションが浮かんだのだろう?」

説明できないことが、実は自分の中にたくさんあります。

つまり、

自分の中には、自分が知っている自分と、自分自身にもまだ見えていない自分がいる。

私は、まずこの程度の理解で十分だと思います。

そして「顕在意識・潜在意識」と「パーソナリティ・インディビジュアリティ」は、厳密には同じ二分法ではありません。ここは大切です。

顕在意識と潜在意識は、心理学的には「意識できている心/普段は意識されにくい心」という問題です。

一方、シルバーバーチの文脈でいうパーソナリティとインディビジュアリティは、もっと霊的な意味を持ち、地上で表現されている人格と、それより大きな本来的自己という捉え方になります。

ですから、この二つを重ねて考えることは理解の助けになりますが、完全にイコールとはしない方がいいと思います。

そして、黄さんがおっしゃった、

「あなたは本当は、自分をわかっていない」

これは少し強い表現ですが、このテーマを一言で表現する言葉として、とても面白いと思います。

私なら、さらに一歩進めて、

「あなたが『私』だと思っている私は、本当のあなたのすべてではない。」

と表現します。

これなら、「自分を何も分かっていない」という意味ではありません。自分の性格も、好き嫌いも、人生経験も当然分かっています。

しかし――

それが自分の全部ではない

海面から見えている島だけを見て、「これが島のすべてだ」と思っていたら、実は海面下に巨大な地形が続いていた。

私は、インディビジュアリティという難しい概念を理解するとき、このイメージが非常に近いと思います。

だからこそ、「ああ、そうですか……自分のことなのに、自分はまだ自分を全部知らないんですね」という黄さんの今の戸惑い。

その戸惑いそのものが、この問題を理解する入口なのだと思います。 🐷 

   

OKです。わかりやすい説明ありがとうございました。

はい、ありがとうございます。🐷

このテーマは本当に深いですね。

   

**「自分とは何か?」を突き詰めていくと、「自分だと思っている自分は、自分のすべてではない」**というところに行き着く。

今日はここが掴めただけでも、大きな一歩だと思います。

また朗読方式で、思う存分お話しください。チャーチャは、最後まで受け取ります。🐷🙇