告白~よみがえれ魂~ Amazonレビュー集(読者の声)
匿名
★★★★★
本当の苦難を乗り越えた方が語る真実の愛
2019年1月14日に日本でレビュー済み
怪我の療養中に読みましたので、後半の
「告白」が胸に沁みました。
読みやすい軽快な筆致で、「病いの重篤さや、心身ともに支えていらっしゃるご家族の様子」が、
余すことなく描写されています。
私でしたら、ここまで主人を支えてあげられるかどうか、、、素晴らしい奥様ですね。
ご家庭が、この地球で一番大切な「愛」に満ちています。
重い病を経験されている筆者さんには失礼な言い方かもしれませんが、
暖かいご家族に囲まれ、好きな事を好きなだけ出来、明晰な頭脳とダンス上手な身体
を持ち、これ以上の幸福はないのではないでしょうか。
前半も、珠玉のファンタジーの数々。
とくに「踊り子」は、数々の伏線が張られたなかで、奇跡の出会いが描かれています。
昭和の香りたっぷりの、胸にじーんとくる感動を味わうことができました。
Amazon カスタマー
★★★★
おどろいた
2018年12月15日に日本でレビュー済み
知人から医者に見放された人が書いた本だよ、なかなかすごいから読んでみたらと、渡され、暇つぶしに読んでみました。短編は、スラスラ読め、一気に読み終えました。これが書けるんなら元気じゃん。でも、最後の告白で、確かに、なんで
書けるの?医者でも人体には分からないことがあるんだ。医者に言われても、すぐに落ち込むことはないのかも?でも、ここの人は、特別な体の持ち主かも。今の状態を本にすれば、重病人を元気付けられるのでは。役に立った
ST
★★★★★
告白~よみがえれ魂~
2020年2月29日に日本でレビュー済みこちらの書籍を読んでいくにつれて、気付けば作者の短編集の世界に時間を忘れて惹き込まれていきました。
ストーリー構成がとてもユーモアで、繊細な感情の掛け合い、あの前編がここで繋がってくる気付きのある内容に心理の裏を突いてくるかのような絶妙な斬り込みで、心に入ってくる清々しい感覚になれる書籍だと思います。
この告白は読者の心を包みこむような安心感と愛に溢れるお勧めの一冊です。
また短編集それぞれのユーモアな世界観に私自身が勇気を頂くことができましたことに心から感謝いたします。
tac
★★★★★
人生における希望が漲っています
2019年10月5日に日本でレビュー済み
独特のリズムが感じられる文章、個性が光っています。
宗教・哲学・神秘思想・人間の道徳などについての短編小説やエッセイは、思い悩んでいる時、漠然と不安を抱いてる時に、読むとホッと落ち着ける、人生の先輩からの暖かいメッセージであるように感じました。
中でも「踊り子」で描かれた人と人との巡り合わせは、人知を超えた神秘的なもので、邂逅は人生における最大の贈り物の一つであると感じました。
病の体験談は、軽妙な語り口が読む人を暗い気分にさせず、不思議とスラスラ読めてしまいます。
読み終える頃には、力強い説得力を持って希望を与えてくれたと、誰もが感じるのではないでしょうか。
ミュージャズ
★★★★★
黄輝光一さんありがとう。私の一番大切な本になりました。
2018年11月17日に日本でレビュー済み
読み始めた瞬間、一気にその世界観に引き込まれた。独特な表現や興味深い物語の展開はとても面白く、作者独自の哲学や生き方が描かれているようで、どこか心の奥にズシンと響いてくる。
物語は、映像が自然と浮かび上がるよう…、それがまた一層、彩りを豊かにさせる。
この本には、作者の素晴らしい人間性が溢れ出ていて、人生における奇跡の出会いの大切なところがギュッと詰まった一冊なんだと感じた。
ラストにいけばいくほど、リアルなものとなり、読み終えた後には、胸がいっぱいで涙が溢れた。
是非一人でも多くの人に、この本を読んでほしい。
きっと、心に響くはず…1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
千賀子
★★★★★
よみがえった魂の美しい力強さを感じて。
2019年1月28日に日本でレビュー済み
告白というタイトルから、どんな告白、吐露であろうと想像していました。辛いのか、悲しいのか。
しかし、なんともロマンチックな小説や、ユニークなキャラクターの登場人物達のそれぞれの生き様が時に愉快で、興味深くて。ラストにかけた作者自身の”告白”には、生きるということのパワーを力強く感じました。
つらいとき、誰かを支えたい時、励ましたい時、方側にこの本を捧げたいと思いました。
ネン
★★★★★
心穏やかに静か読める本です。
2018年10月11日に日本でレビュー済み
偶然の出会いが織りなす不思議な空間。人のご縁とは偶然なのか?必然なのか?神様がくださった贈り物なのか?
日常の小さなご縁が自分にとって意味のあるものに思え、大切にしてなくてはと思える作品。
後半のご自身の体験は、死を宣告された方が生きて!生きて!活動する。挑戦し立ち向かう姿に感銘を受けました。
人生感が変わるような、私にとって大切な一冊の本となりました。自分が苦しくなったっ時、何度でも読み返したくなる作品です。1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
みるくてぃ
★★★★★
あっという間に読み終えてしまった
2018年9月26日に日本でレビュー済み
前半は村上春樹のようなセリフのやり取りを交えた、男女の愛、親子の愛をテーマに、上品な仕上がりの作品が続く。
後半は作者自身の体験談だが、説得力のある迫力ある内容で、何度も頷いている自分がいた。
病気で大変な思いをされているかたも、この本を読むと生きる力が沸いてくるものだろう。
できれば次回作も書いてほしい!
Tリンク
★★★★★
一気に読み終えました。
2018年11月12日に日本でレビュー済み
人生を考えさせられる一冊です。いろいろな人との出会い、考え、めぐり合わせを綴った短編集です。
最後の章で著者さんがとっくに余命宣告されているのに、それを乗り越え生き続けていられるのにびっくりしました!
面白かったです。
Amazon
★★★★★
面白かったです!
2018年12月14日に日本でレビュー済み
前半の小説を読み終わって、「いろいろあっても、やっぱり人生は素晴らしい!」と思いました。どの話も人への愛に溢れ、個性的で面白いです。昔読んだ浅田次郎さんの短編集に似た雰囲気もあります。
後半は、ご本人の驚くべき実話が語られていますが、巻末近くに載っているMRIの画像を見なければとても信じられない、奇跡のような話です。病気について書かれていても重い雰囲気になることはなく、飄々とした軽やかな明るさがありました。その境地に至るまでには、ご本人だけでなくご家族のみなさんにも、深い苦しみがあったことと思いますが、この本を読む限り、著者は「それでも人生は素晴らしい!病も含めて我が人生!」と思われている気がします。次回作も楽しみです。
Amazon カスタマー
★★★★★
面白かったです!
2021年11月8日に日本でレビュー済み
どの作品もとても面白く、続きが気になってついつい読み進めてしまう魅力があります。
今回の書き下ろし「いつもの人」は読んだ後温かい気持ちになりました。人は人との繋がりで幸せを感じるし、人との繋がりで苦しみを感じるけど、たとえ苦しみを味わうことがあっても、繋がりを求める気持ちがなくなることはないんですよね。昔のちょっとした他人の親切や挨拶、笑顔に心が温かくなったことを思い出して、誰かに親切にしたくなりました。
また、後半の著者の闘病記録を改めて読んで、何となく樹木希林さんの「生き切る」という言葉が頭をよぎりました。この人はこれからも様々な経験をされて、いつか人生を全うしたら、守護霊に満面の笑顔でおつかれさま、と迎えられそうですね。次の作品も楽しみです。
