良かれと思ってやったことが「余計なお世話よ」と言われたり、子供のためにしたことが「お父さん、ウザイよ!」と、怒られたり。利他という言葉は、よく分からない。むずかしいと思われる方も多いです。「利他は、私には無理!」と、断言する方もいます。ももそも「この言葉の意味が理解できない」という人もいます。
「利他」を、他の言葉で言い替えると、「人のために尽くす」「愛と奉仕」「思いやり」「慈悲」「菩薩行」・・・という言葉が、連想ゲームのように出てきますが・・・
現代は、利他とは程遠い時代と言われております
エゴ・自己中の時代です
皆さんの体験にもとづく「利他観」を、語りましょう!!
テーマ1 「利他」というと、宮沢賢治。中村哲、マザーテレサ・・・あなたが、思い浮かべる人は
テーマ2 利他は、仏教用語ですか?「忘己利他」と「自利利他」の違いは?
テーマ3 利他は、「行動」しないと、ダメですか?
テーマ4 利他をすると、何かいいことがあるんですか?
テーマ5 利他と「自己犠牲」
上記テーマで東京サロンNO25で「利他」について議論しました。
実は利他は難しいことではありません。あなたの純粋な心の発露が利他です。
あなたの言葉が、思いやりのある一言が、メールでの励ましの言葉、それも利他です。
以下、詳しくみてみましょう。
利他とは(霊的成長を促す行為のこと)
① 日常利他(利他は、日常に転がっている。普段の会話に利他がある)
② 思考利他(相手を思いやる心)⇒利他的思考
③ 言霊利他(ことだま。言葉で、人を勇気づけ、助けることもできるし、逆に言葉で、人を死に追いやることもある)⇒あなたの発する言葉が、広義の「利他」となりうる!
④ 利他行(=菩薩行)⇒世の為ひとのために尽くす。その実践。
利他の拡大
① 親子利他(母と子の愛)
② 家族利他(家族愛)
③ 社会利他(社会貢献)
④ 国家利他(お国のために=危険もはらむ)
⑤ 地球利他(人類の幸福を願う)
⑥ 霊界利他
利他の進化
自己愛⇒利己愛⇒利他愛
ギブ&テイクから、
ギブ&ギブへ (一切の見返りを求めない)
感謝から利他行へ
利他=愛 です。【霊格とは、利他の容量で決まる】
利他とは、無私・滅私・自己犠牲のこと
己を捨て人のために尽くす
⇒忘己利他
「利他」を知るには、「利他の反対のこと」を考えると、見えて来るかもしれません
① いじめ
② 誹謗中傷
③ 悪口・陰口
④ 裏切り
⑤ 大ウソをつく人
⑥ 窃盗・詐欺
⑦ うらみ・つらみ・ねたむ・そねみ
⑧ ストーカ―行為
⑨ 人に多大な迷惑をかける人
⑩ やりたい放題の人
⑪ いつも、怒っている
⑫ いつも憂鬱そうな顔をしている
⑬ 人を許せない人
⑭ 感謝の心のない人
⑮ 人の心を踏みにじむ人
⑯ 倫理観・道徳観が欠落している人
⑰ 暴力・殺人
【利他の真逆の行為とは!】
① 人に嫌われる行為
② 誹謗中傷(心なき批判)
③ ストーカー
④ 暴力
⑤ 窃盗・盗難・殺人
⑥ 戦争
「利他」の対義語は、エゴ・自己中です!!
☆ ☆ ☆
めざすは、一切の見返りを求めない、ひとのためになる行為。それらは知らず知らずのうちに、〈霊的成長を促す行為〉であり、
まさに、本当の愛である。
コメント