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大切なのは、自分ではなく他人です

エッセイ
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〔シルバーバーチ 新たなる啓示 P47より

① 人のために尽くすことに勝る宗教はありません。

 「宗教とは、人のために尽くすこと」です。

② 病める人を治し、悲しむ人を慰め、悩める人を導き、人生に疲れ道を見失なった人を手引きしてあげること、これは、何にも勝る大切な仕事です。

③ 困難は、たましいが向上するための階段です

 困難・障害・ハンディーキャップ。こうしたものは、「魂の試練」なのです。

 それを克服したしたとき、魂はより強くなり、より純粋になり、より深くなり、一層進化するようになるのです。

④ 人生には、さまざまな苦しみの体験が必要です。価値あるものは、苦難と悲哀なくしては成就しません。その訓練を、地上人は、「体験」という唯一の方法によって学ばなければなりません。

⑤ 地球は、霊のトレーニングセンターです。

 だから、地球なりの存在意義があります。もし、地球が、「神の計画」の中で、無用の存在であれば、地球そのものがもともと存在しないはずです。

 地球は、ちょうど小学校が、子供にとっての「教育の場」として果たしているのと同じ機能を果たしております。

 地上界は、修行の場です。

 鋼鉄を鍛える鉱炉です。原鉱が砕かれ、黄金を取り出す作業をしているところです。

 地球は、神の機構にあって、なくてはならない役割をはたしております。

⑥ 心が豊かになるだけではいけません。個人的満足を得るだけではいけません。

 今度はそれを、他人と分かち合う義務が生じます。分かち合うことによって霊的に成長していくのです。

⑦ いちばん大切なことは、他人のために己を捨てるということです。

⑧ いつどこにいても、人のため、世のため、人類のために心がけるのです。自分を忘れるのです。授かった能力を最大限に発揮して、人の為に役立てるのです。

⑨ 人の為に、役立つことをする。これが他のすべてのことに優先しなければなりません

 ―大切なのは、「自分」ではなく「他人」です。(新たる啓示P47) 

⑩ 我欲を捨て、他人のために、自己を犠牲にすればするほど、内部の神性は、より多く発揮されます。                                                                                                                                                      

⑪ 宇宙の大霊は、無限なる愛であり、自己のために何も求めません。

 進化向上の梯子(はしご)を登って行けば、

 己のために何も求めず、何も要求せず、何も欲しがらぬ、

 高級霊の世界」に辿り着きます。

 ただ、施すのみの世界です

 願わくば、あなたがたの世界も、是非そうあってほしいと思うことしきりです。

 (霊訓2巻、P1438章「愛の力」)

それは【無私、滅私、自己犠牲の世界】です。

「人の為に尽くす」です。

これが、シルバーバーチの、まさに驚嘆の究極の「幸せ論」です。

☆  ☆  ☆

そして、その一方では。

VS ホリエモン(堀江貴文氏) 著書「人間革命」より

僕の時間を奪うやつは許せない。

バカに恵む時間はない。

「慈悲のこころとか、思いやりと言った言葉や価値観は、僕には理解できない。」(P210)

「僕は好奇心のおもむくまま、やりたいことを、やるだけだ。」(P211)

人生に目的なんてない。今を楽しむことがすべてなんだ。

「死んだらどうなるか」とか「人生の目的は何か」とか言った思想は、僕に言わせれば「兎角亀毛(とかくきもう」アホだ!(P220)

「考えても意味がない。時間の無駄だ!」(P220)

☆  ☆  ☆

あなたは、人生において、いったい何が大切だと思いますか?

あなたの死生観を、問う!

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