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私の頭が狂っているのでしょうか?

エッセイ
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アートアクアリウム美術館(プレスリリースより)

 日本橋で、アートアクアリウム美術館、「金魚」アートを見に行きました。コンセプトは、「生命の宿る美術館」です。なんと3万匹の金魚が、いろいろなガラスのゲージ(ユニークな形の大型水槽)の中で、所狭しと大量に泳いでいました。まさに、金魚が織りなす芸術作品でした。水槽の下の方では弱った金魚がパクパクしていました。

見に行った私は安易でした。金魚がかわいそうだ。「気分が悪くなりました」「こんなことは、あってはならない」

私の頭が、おかしいのでしょうか?

 私は、10歳(昭和36年ごろ)のとき、遊びに行った長野県、信州の実家で、軒先に首を切られて、逆さまにつるされたニワトリを見ました。びっくりした私は飛んでいき、おばさんに言いました。「首のない血だらけの鶏が、軒にぶら下がっているよ」と。おばさんは「卵を産まないからだよ、今日はおいしい鳥ナベだよ」と・・・信じられない!大ショック!

今、何百億という動物が人間に食われ続けております。65歳の時、私はその思いを小説「動物たちに愛を」にしたためました。人類は地球の代表、霊長類のはずです。その「霊」とは何ですか、極めて霊性の高い地球を守るべき使命を持った人類が、大自然を破壊しつくし、愛すべき動物たちを食べ尽くしております。これでは、「霊」とは程遠い「強欲猛獣」「肉食恐竜」ではありませんか。

中国や東南アジアでは、赤犬が食されております。世界のその数は(食用にされている犬の数)年間2000万頭~3000万頭です。

でも、他国のことは言えません。日本でも、かわいいイルカを食べています。その数は年間1836頭(2018年)です。

 整形美女が言いました。コロナで、マスク。せっかく200万円かけて、美容整形したのに見せられないなんて。

かくいう私も、歯の矯正をしました、あまり偉そうなことは言えませんが、人間の造形美の追求(美容整形)は、いったいどこまで許されるのでしょうか。

でも、この異常なる「ファッションブーム(入れ墨・金髪・ピアス等)」「美容整形ブーム」。

一番大切なものは、人の「こころ」ではないでしょうか。

いえいえ、違いますよ、身だしなみは大切です。美の追求は人間の芸術的本能です。「見た目がすべてです」?

 100万円もする、ブランド品バックのお値段が高い理由が分かりません。高い理由はなんですか?壊れない、1000年長持ちする?

製造工程は、原価5千円の牛革が、ブランドの刻印を押した瞬間に、100万円に変身しました。これを「ブランド力」といいます。

 薬局に「歯磨き粉」を買いに行って、その商品の品数の多さに驚いた。そしてそのお値段の差に驚いた。デンタークリアMAXの140円から、最先端の予防歯科歯膜剤シマックの2400円まで、しかも90種類以上・・・

高級品は、一週間、歯を磨かなくても大丈夫ということかなあ。

豊富な品数。過当なる競争社会。大量生産、めざすは大量消費。これは経済至上主義の鉄則です。

でも、本当に、これだけの品数が必要なのでしょうか。

コンビニにも物がありすぎます。ものであふれ返っております。もう当たり前になって、感謝のこころは見当たりません。

これは、便利ではなくてやりすぎではないでしょうか。悪しき競争です。

「小欲知足」という言葉があります。欲はなく、少ないものでもそれ以上を望まず満足すること。そして、「奪い合えば足らず、分かち合えば余る」という言葉もあります。まさにその通りだと思います。

この膨大なる「製造エネルギー」を、愛と奉仕、人のために尽くす。人々が助け合い、分かち合う「差別なき社会」実現のために使ってもらいたいと思います。

 一本の歯ブラシを、2人で使う人たちがいます。いや、歯ブラシさえない人たちがいます。これが、現実です。難民の数、6750万人(2018年)。一日一食にもありつけない人がたくさんおります。テレビでは、「大食い競争」を今日もやっております。もう見るに堪えません。

 勤務時間が、8時間なのに、僕は、どうして仕事がおわらないのか。やるべき量が多すぎます、ノルマがきついです、このままでは病気になりそうです。

ノルマのない世界に行きたい。

競争しない世界に行きたい。

建築工期、納品期限のない世界に行きたい。

残業手当ではなく、そもそも、残業のない世界に行きたい。

それは、許されないことなのでしょうか?

僕の能力と努力が足りないのでしょうか?

それとも、頭がおかしいのでしょうか。

 「きれいになったね」と言ったらセクハラで訴えられた。

「なんで結婚しないの」と言ったら会社を首になった。

海辺で、写真を撮っていたら、警察に捕まった。

 神への、最大の裏切りは、この誓いではないでしょうか。

喜びの教会の結婚式。

厳粛なる雰囲気の中での、イエス・キリストへの誓いです、神への誓いです。

お二人の前で、神父がこう言いました。

「新郎、太郎よ、あなたは花子を妻とし、健やかなるときも、病める時も、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、妻を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを神に誓いますか?」

「はい誓います」

その1年後に彼は離婚しました。

それからなんと、彼はさらに2回結婚しました。合計、3度教会で結婚式を挙げました。

彼は間違いなく、2回神を裏切りました。

彼は、天国に行けるのでしょうか?

今、3組に1組が離婚しております。

結婚は、ラブゲームなのでしょうか?

残された子供たちは、いったいどうなるのでしょうか?

 10歳のとき、ある真実を知りました。人間は、みんな、みんな、いつか、遠からず死ぬということを。・・・ああ、それなのに、なぜ、平然としていられるのでしょうか?私は、子供ながら不思議で、不思議で仕方ありませんでした。どんなに頑張っても、どんなに努力しても死んでしまうなら「生きる意味」がないではないか。

それから、恐ろしい不治の病になりました、その名は「死、恐怖症」です。

まるで、中国の「杞憂」のようです。いつか必ず、天が落ちてくると。死は逃れられない絶対的な恐怖です。

心が晴れることはありませんでした。

その後、人生、色々と修行を積んできました。企業戦士、七転び八起き、七転八倒、四苦八苦、バブル崩壊、金融合併、転職。そして、ついには大きな病気になりました。潰瘍性大腸炎、脳梗塞。

その直後の55歳の時、ついに私の運命を変える本(シルバーバーチの霊訓全12巻)に巡り合いました。徹底的に勉強しました、学びました。ついに、死の恐怖から解放されました。「生きる」ということの本当の意味が分かりました。

以来、自称「あの世研究家」(?)になりました。

「魂は不滅です」の講演受け付け中です。

でも、誰も来てくれません。

「だって、死んだらお終いでしょ!」

 日本の軍事費は、5兆円です。パチンコ産業は、なんと20兆円です(趣味の多様化、コロナ禍もあり年々減少傾向ですが)。韓国では国を亡ぼすということで完全になくなりました。日本が世界唯一最大のパチンコ大国です。今回のコロナで、パチンコ依存症が大きな問題となりました。これは深刻な社会問題です。自由社会、快楽社会での「人間の生き方」が問われていると思います。

人生とは「楽しむためにある」「やりたいことをやる」「快楽の追求こそが人間の幸せの追求である」と・・・

 弁護士の仕事は、加害者の罪をできるだけ軽くすることではありません。

やってないとい確信が持てたなら、真実をあばくこと、そして、もしやったなら、二度と犯罪をおかさないための反省、悔い改めをうながすことです。そこへ導くのが弁護士です。弁護士は損得勘定であってはならない。弁護士は本来「勝つことを目指すべきではありません」「勝つことがすべてではありません」「争わない弁護士」をめざすべきです。

弁護士基本理念3か条(2001年)

社会生活上の医師(メンタルドクター)

頼もしい権利の護(まも)り手

信頼し得る正義の担い手

弁護士の方々、本当にこの言葉が順守され実現されているのでしょうか?

 政治家の給料3000万は、高すぎですね。給与なしのボランティにすべきです。きっと、すばらしい人材が集まりますね。

 驚くべき真実

コロナで深刻な状況が続いている中、日本では、2019年から2020年にかけて、「豚コレラ」で、感染拡大の防止のため16万豚が殺処分されました。2020年12月から、鳥インフルエンザで、10万頭が殺処分。なぜか大きく報道されておりません。しかし、これは、動物界だけのお話ではありません。

人類への重大なる警告です。

ところが、2020年1月。豚コレラの「コレラ」の3文字が、国民に誤解を招きかねないとして、法改正で「豚熱(ぶたねつ)」となりました。名称変更です。

これって、おかしくないですか。私は、このウイルスの問題は、動物を薬物だらけにして、劣悪の環境さえを改善せずに食べつづける、やりたい放題の人類への警告だと思います。

「変異型」によって、いつ「豚から豚」ではなく、「豚から人」への感染が始まってもおかしくない現状だと思います。

自身のアンテナを張り巡らして、人類の「コロナ」同様に、すべての人が注視すべき問題だと思います。(畜産業界は、従来の名称では風評被害が著しいと、この変更を歓迎しております。また、過去にも風評被害を抑えるために、狂牛病が、BSE(牛海綿状脳症)に名称変更されております。)

 SFファンタジー?

203〇年7月「思想統制矯正病院」にて。

看護婦「369号室の患者ですが。明日が退院日ですが、退院させてもいいんですか」

所長「まだ、彼は大きな声で叫んでいるのかね?非核三原則『持たない、つくらない、持ちこまない』と」

看護婦「最近は、まったく言っていません・・・」

所長「ほう、そうか、だいぶ良くなったようだな。日本は、とうに、憲法9条が改正され、5年後には核兵器を持ち、やっと戦えるすばらしい軍隊になった。彼の頭は、20年前のままだ、完全なる「お花畑」だ。でも、言わなくなったということは、すばらしい進歩だ。矯正剤が効いたかな」

看護婦「でも、最近は、別の言葉を叫んでいます」

所長「それは、なんだ!」

看護婦「不戦、非武装3原則です。『武器をつくるな、もたない、手渡さない』です」

所長「本当か!治るどころか悪化しているじゃないか。武器は平和の象徴だ。武器があるからこそ、平和が保たれているんだ。それが現実だ!それが、彼には分らない。

残念ながら、退院どころじゃない、彼は完全に狂っている。

『特別矯正病棟』にすぐに移しなさい!」

369号室の男の最後のつぶやき。

「もう、僕はなにも言いません。声を出しては言いません。お願いです、僕を許してください。でも、でも、こころの中では、言い続けます!」

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