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コロナの法則(カルマ=因果の法則)

感染症インフルエンザの画像① エッセイ
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まさに人類への警告。神からの警告です。 

コロナ(新型インフルエンザ)です。 

今、我々(人類)に、いったい何が問われているのでしょうか? 

ありとあらゆる天災。大地震・津波・大噴火・台風・洪水・大火災(アマゾン・オーストラリア)。地球温暖化、オゾン層の破壊、大気汚染、海洋汚染。戦争、紛争、食糧問題、人口問題、難民問題、貧困。 

そして、今回の「コロナによるパンデミック(世界的感染)」。 

これは、天災なのだろうか、それとも・・・。 

人々は、一様に「コロナが憎い」と叫んでおります。 

そうなのでしょうか。憎いのは、コロナではありません。 

自分自身のこころ、人間の『行い』です。 

大きくとらえれば、人類の悪しき行いの結果。原因と結果。悪因悪果。すなわち『カルマの法則』です。 

私は、「ストップ・ザ・文明」(立ち止まって、文明社会のありようを、もう一度、見直そう。人類よ、そんなに急いでどこへ行く)と言いつづけてきました。(自著のエッセイ「人類への警告」) 

コロナの原因は、ズバリ、人間が決してやってはいけない悪しき行為、「人間の悪想念(=人類の悪想念)」の結果です。(それによって、人類のバイブレーション【波動】が、著しく低くなっております) 

【コロナ発症の原因は、我々の文明社会の中にあります】 

第一の原因は、物質至上主義です。科学万能主義と経済至上主義。分かりやすく言うと、物・物・物。お金・お金・お金の世界です。 

第二の原因は、自分、自分、自分、「自分さえよければいい」とい自己中心主義、エゴ、あくなき強欲の世界です。この見えないこころのけがれが、人類のこころを、我々が住んでいる、まさにその地球を席巻し、蔓延し、汚染しております。 

この二つ大きな原因が、これからも常に、こころを改めない限り、めざめないかぎり、人類は自らがその原因(カルマ)を作り続けていきます。 

それに気づかず、神からの警告を無視し続ければ、新たなく大きな試練が、これからも次から次へと訪れることになるでしょう。 

人類が、いつ気づき目覚めるかです。 

現代は、科学文明の前に、精神文明がひれ伏して、文明社会に翻弄され、人の心のこころは、閉塞しております。不平等・不均等な現状に、不平不満が渦巻き、世界規模のネット社会では、人間の見えない煩悩(ぼんのう)がかつてないほどに、渦巻き巨大化しております。無記名の誹謗・中傷がまんえんしております。ずばり地球全体を包む目に見えない「悪想念」です。 

このコロナこそが、まさに今、「何を考えますか」「何をしますか」、その「生き方」が問われています。人類が、ためされている。 

コロナに対して、人類が一つになれるか、すべての人が手を取り合い、すべての国が手を取り合い、一丸となって協力できるか。

逆に、お互いの国がののしりあい、更なる遺恨を増殖させて(中国の武漢のウイルス研究所のコウモリからの感染というニュース)、

第三次世界大戦の引き金にするのか。大国が和解して手を取り合って乗り越えて行くことができるのか

【3つの共存共栄】 

一つ目は、人間ひとりひとりが、全人類が、助け合っていくという共存共栄です。

意識変革、精神革命、たましいの覚醒、「めざめ」です。これは「人の為に尽くす」、「利他のこころ」、「慈悲のこころ」への転換、覚醒です。そして、その対極にあるのが、経済至上主義をささえる競争社会「弱肉強食」です。人類は一刻も早くこの動物的本能、弱肉強食を卒業すべきです。多くの人々が、もっと欲しい、もっと欲しいと叫んでおります。その人間の欲望はとどまることを知りません。一方では、なんと一日の食にありつけない人が、1億人以上います。嘆かわしい現状です。一兆円以上ためた人がいる一方で、一日、たった200円もなく食べるものにありつけない人もいる・・・。 

二つ目は、大自然との共存共栄です。人類の環境破壊は目に余ります。もうやりたい放題です。経済至上主義とは「環境破壊」です。大気汚染、海洋汚染、放射能汚染。もはや自然との共存がきわめて困難な状況に陥っております。しかも、これからも・・・。 

三つ目は、地球上に生息する多くの動物たちとの、共存共栄です。 

今回のコロナの原因は、まさに、動物を虐待し、当たり前のように動物を「食べる」行為が最大の原因です。 

1兆をこえる動物たちが食べつくされ続けています。人類のせいで動植物の100万 種以上が絶滅危機《国連環境計画の警告》となっております。実は、我々がいつも食している豚や、牛や、鳥も、もはや「本当の彼ら」ではありません。人間によって虐待され、化学物資、遺伝子組み換え飼料(DNA操作)、抗生物質まみれにされた、汚染された「彼ら」です。その悲痛な叫びが聞こえてきます。

日本でも、2018年9月~2019年9月、豚コレラウイルスの発生により、なんと14万頭の豚が殺処分となりました。これは、驚くべき出来事です。新聞では、小さくしか報道されませんでした。 (岐阜県・愛知県にて26年ぶりに発生)

なんでも食べてしまう人類。自分の事しか考えない人間。コウモリまでも・・・ 

そして、汚染され、免疫力を失った動物を、回り回って私たちが食べているのです。 

動物は私たちにとって、かけがえのない仲間たちです。愛すべき仲間です。(自著「動物たちへ愛を」)まさに、この地球で共存共栄すべき仲間たちです。 

世界的に有名な霊長類学者「ジェーン・グドール博士」(86歳)は、 

今回のコロナによるパンデミックの原因を、「人類が自然を無視し、地球を共有すべき動物たちを軽視した結果、パンデミックが発生した」と語り、さらに、「これは何年も前から予想されたことだ。例えば、我々が森を破壊すると、森にいるさまざまな種の動物が接近して生きていかざる得なくなり、その結果、病気が動物から動物へと伝染する。そして、病気をうつされた動物が人間と密接に接触するようになり、人間に伝染する可能性が高まる。 

動物たちは、食用として狩られ、アフリカの市場やアジア地域、特に中国にある野生動物の食肉市場で売られる。また、世界中にある集約農場には、数十億匹の動物たちが容赦なく狭い所に詰め込まれている。こうした環境で、ウイルスが種の壁を越えて、動物から人類に伝染する機会が生まれるのだ。 

私たちは、自然界の一部であり、自然界に依存しており、それを破壊することは、子供たちから未来を奪うことにほかならない」と。 

また、長崎大熱帯医学研究所教授 山本太郎氏(56歳)は、3月29日の読売新聞で、感染症は、制圧したと思っていた我々は、甘かったと。 

「人類が感染症を本格的に体験するのは、約1万年前です。農耕生活が始まり、人間が、野生動物を家畜化したことが、引き金になりました。 

野生動物の持つウイルスが、人間と社会に持ち込まれ、病気を発生させます。牛からは天然痘、アヒルからインフルエンザ、といった具合です。 そして、

人から人へ、ウイルスは感染し、天然痘、ペストなどが、交易や戦争などで世界に広がります。 

なぜ、感染症が流行するのか、僕たち研究者は、ウイルスの種類や特性を調べ、原因を突き止めようとしました。しかし、僕は最近、実は逆ではないかと考えるようになりました。 

流行するウイルスを選び出し、パンデミックへと性格づけるのは、その時々の「社会の在り方」ではないかと。 

僕たちの社会は、いつも様々なウイルスが、入り込もうとしている。たまたま、社会がそれに適した状態になると、ウイルス入り込み、わーっと広がっていく。 

たとえば、エイズウイルス(HIV)は、アフリカのチンパンジーに寄生していました。そのチンパンジーを食べた人間が感染しました。 

そして、その感染を拡大させたのは、植民地政策と近代医学の導入という当時の社会状況です・・・」 

改めて、私は、コロナの最大の原因は、動物を虐待し「食べる」ことだと考えます。食べ続ける限り、このウイルスとの戦いは、終らないと思います。(※ 人為的な原因の場合、絶対にあってはならないことが、行われたというとです)

 

今、人類は「生き方」を問われています。それは、私たち一人一人への生き方への警鐘、警告でもあります。 

ウイルスとの戦いは、これからも続くでしょう。もっと強力なウイルスが出現するかもしれません。 

しかし、コロナは、神からの、人間に対する「ありがたい警告」です。

学びの最大のチャンスです。たましいを覚醒し、こころの進化・向上への道です。恐れおののくことは、なにひとつありません。

すべての人が、全人類が、協力し合い、愛と奉仕、利他の精神で、共調共栄、協調協栄して、人類の叡智で、この苦難を乗り越えなくてはなりません。

そして、「希望」という旗を掲げ、今こそ、物質文明から精神文明へ転換し、「目覚める」時です。 

《参考》

世界の新型インフルエンザの歴史。 

人類歴史上、これまで30年~40年周期で、パンデミックが起きております。

  1. スペイン風邪(1918~)⇒世界で、4000万人以上が死亡(WHO)日本でも、約38万人が死亡しました。 
  2. アジア風邪(1957)⇒世界で、100万人以上の死亡。 
  3. 香港風邪(1968)⇒世界で、75万人死亡。 
  4. 新型インフルエンザ(2009~)⇒最新の2012年のアメリカの疾病対策センターの最新発表では、推計28万4400人死亡、日本の国内死亡数は、203人(厚生労働省) 
  5. サーズ(重症急性呼吸器症候群)【2002年11月1日~2003年7月7日現在⇒患者数8439人。死亡者数812人(WHO)】⇒(パンデミックにはなっておりません) 
武漢ウイルス研究所の画像
武漢ウイルス研究所の画像

コメント

  1. たえこ より:

    本当に・・地球が怒っているんだろうなぁと漠然と考えます。早く収束して欲しいというのは皆の願いであると思いますが、収束・・共存していくんだろうと思っています。飛行機の飛行が大幅に減り地球の温暖化の速度がゆっくりになったと話を聞きます。
    色々、国の対応について不満の声は挙げられていますが、日本は皆保険のおかげてどこの国よりもある程度は公平に医療を受けられているのだと思います。自分に限って言えば、自粛生活といってもさほど苦にならずに淡々と送っていますが、今はやはり医療崩壊を防ぐのが1番だと思っています。とは言え、経済的な事ももちろんありますが。
    今はお話のとおり色々改めるときなんでしょうね。コウモリが原因と言われていますが、コウモリだって生きているので(可愛い顔しています)やはり人間だけが地球の生き物ではないのですから、何ともそのあたりは言えませんがコウモリを食べる???と思ってしまいます。
    話から外れてしまいますが、今の自分に出来る事を日々積み重ねて、やはり感謝して生活していくことだけですね。
    当たり前の日常にひたすら感謝です。

    • 黄輝 光一 より:

      ご感想、誠にありがとうございます。この公式ページを始めてからの、最初の読後感想。たいへんうれしいです。「コロナの法則」に関して、たえこ様は「今の自分に出来る事を日々積み重ねて、やはり感謝して生活していくことだけですね。当たり前に日常ひたすら感謝です」には、まさに。御同感です。私がいちばん憂いていることは、今の世の中、誹謗中傷が蔓延し、相手を思いやることない行き過ぎた批判のオンパレード(広義の悪想念)。美しい言葉、感謝のこころが、この地球を浄化すると思います。この「コロナ」の出来事によって、「感謝」の原点にもどれればいいですね。                             黄輝光一