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私はゾンビです。医学会の奇跡です。末期脳梗塞からの復活

医者天使の羽根 エッセイ
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黄輝光一
黄輝光一

この物語は、小説「告白~よみがえれ魂~」の中のノンフィクション「死んでる暇はありません。告白(本人)」(公開中)に関しての私の「講演の台本」(ハックルベリーブックスという本屋さんでの講演)の一部です。

死んでる暇はありません。告白(本人)
黄輝光一 告白~よみがえれ魂~(平成30年9月15日出版)に掲載した「死ぬ死ぬ詐欺師」と「最終章 告白(本人)」は一連の話であり、私の末期脳梗塞についてのノンフィクション(告白)です。今回、全文掲載いたします。 死ぬ死ぬ詐欺師 日曜日の朝、...

三度の脳梗塞にもかかわらず、おかげさまで、大きな後遺症もなく、いまだ元気に生きている。この一連の奇跡的な出来事を、一刻の猶予もできない、残された時間は後わずかという、限界的、危機的状況の中で、一刻も早く書き留めておきたい。

今度倒れたら、考えることも、話すことも、字をかくこともできなくなるだろう。もう、私に与えられた時間は少ない。

頭がしっかりしているうちに、頭脳明晰のうちに、なんとか書かなければ、伝えなければという強い思いで、一度も小説を書いたことがない私が、約4カ月で、原稿用紙約250枚を、書き上げました。

自分でもまったく信じられない、改めてこうして完成したこの本を見るにつけ、

それは、私の『最後の遺言』として、妻へ二人の娘たちへの父からのメッセージとして残したい。

自分自身の生きざま、生と死、今回の病気への思いをなんとしても伝えたいという強い思いに駆られて書き上げることができました。

もうひとつは、万人へのメッセージとして、多くの人を元気にしたいという思いです。

脳の三つの動脈

2枚目の画像をクリックで大きく表示されます。

2010年7月のMRA画像
2010年7月のMRA画像
2016年のMRA画像
2016年4月のMRA画像

2016年4月のMRA画像で、A病院で脳の3つの動脈の異常を指摘されました。

  1. 左中大脳動脈 閉塞
  2. 推骨脳底動脈 狭窄症
  3. 右中大脳動脈 狭窄症

脳の血管がぼろぼろ。末期的脳梗塞です。

脳梗塞への道。

私は、長野県佐久市出身です。

全国有数の長寿県ですが、最大の欠点があります。それは、脳卒中が非常に多い事。理由は、塩分の取りすぎではないでしょうか。野沢菜、おいしい漬物。濃い味噌汁、等。

血圧は、生活習慣病です。20年、30年かかって、高くなった血圧を若さを失った血管を短期間で元に戻すことは不可能です。

私も35歳で、高血圧と診断されて、今日まで休むことなく薬を飲み続けております。結果的に、55歳で倒れますが、ストレス(金融機関に22年、がん保険の会社『アフラック』に16年間勤務)が、最大の原因ですが、この高血圧が脳の血管がボロボロになった、ひとつの原因だと思われます。(その他、糖尿病・高脂血症・潰瘍性大腸炎等・・・)

また、家系的にも、母方の父、また母の実の兄も、60歳で脳梗塞で倒れており、父方の母も同じく脳梗塞で倒れました。

母も、そのことは、最大の嘆きであり、どうしようもない運命的なことでもあり、息子である私に、いつも、いつも、『お前も気をつけなさい、いつか脳梗塞で倒れるよ!』と、私が20代の頃から、まるで予言者のように、言われ続けてきました。私もいつか、『必ず脳梗塞で倒れる』かもしれないと、最大限の注意と覚悟をもって、日々生活してきました。

しかし、しかし、人生は、すべて思い通りに来ません。ある日突然やって来ます。ある意味、避けられない運命かもしれません。

問題は、その時の、あなたがどう思い、どう行動を起こすかです。

この本(告白~よみがえれ魂)の物語は、この脳梗塞をめぐっての、医師すなわち現代医学の脳外科医、最高峰の『神の手』と『私』とのやり取り、『緊急手術と言われながら、断固、手術を拒否し続ける』私。・・・

いったいその理由は何ですか。ということをテーマに、私は「告白」し続けます。

命とは何か、死とはなにか、生きるとはどういうことか。

しかし、なんと、この本には、悲しみは一つも書かれておりません。

嘆きや後悔も、一つも書いてありません。

なぜですか?

あるのは、『生きる喜び』です。

人生は、『苦』ではありません。

まったく、違います。

困難、苦難は、乗り越えるべき課題であり、むしろありがたい試練です。

人生は、すべて学びであり、ある意味、嫌な事は何一つないと考えております。

無意味な出来事は、何一つありません。

この世の中は、幸不幸、運不運でとらえることはできないと考えております。

私の65年間の、人生観,その超ポジティブな考え方が根底にあります。

私は死にません、魂は不滅だ、と。

私が、脳梗塞の手術を、何度も拒み続けた、4つの理由

同意書拒否サンプル1
私が突き付けられた『脳血管カテ-テル検査の同意書』、
私は、断固拒否!!

同意書拒否サンプル2
※ この画像はサンプルです。

最大理由

脳の3本の動脈が、すべて、重篤。

しかも、脳の血管が「ボロボロ」だと宣告されている。

先生曰く、「今まで、3回も倒れたにもかかわらず、大きな後遺症がないのは、『ラッキー』というしかありません。しかし、次は、そうはいきません。

あなたは、現在、3本の時限爆弾を抱えています。

しかも、もうすでに、爆弾のタイムスイッチは押されています。爆発まで、あとわずかです。

1カ月先、1年先、2年先・・・・・・

いつかは、私にも分かりません。

しかし、脳が、限界的、危機的状況にあることは、間違いありません。

早急の手術(予防手術)をおすすめします」

しかし、たとえ、手術(開頭による左脳の脳血管バイパス手術)によって、一本がうまくいっても、残りの2本が残っています。

しかも、さらに重大なのは、真ん中の「椎骨脳底動脈」は、場所的に手術は困難ですということです。

ああ、いいことは、何にもないじゃないか・・・

こんな状態で、私に手術を進めるんですか・・・

本当に、本当に、大丈夫なのですか・・・

果たして、手術が成功したとしても、手術後の、生活の質(生活のクオリティー)を維持することができるのでしょか?(後遺症の問題)

人生は、懸けではありません。

ただ、生きていればいいんだ、それだけでは、うれしくありません。

手術前と同様に、元気でハツラツとした自分でありたい。

② 入院して3日目、なぜか、全然死にそうもない予感。(直観)

私の死生観との関係。

④私の脳髄に、「手術をしてはいけません」という強いインスピレーション(霊示)を受ける。

⑤私は、守護霊からのお声と、受け止めました。

『死は、神様がくれる最高のプレゼント』(私の座右の銘。本の中にも、書いてあります)

人生は、死をもって、終わりではない。なんと、続きがあります。それも、すばらしい続きです。感動的な続きです・・・という確信的、死生観。

(宗教ではありません。宗教とは、①神(代弁者としての絶対的な教祖)②経典(聖書・仏典等)③組織 ④布教 ⑤お布施(お金)から成り立っております)

⇒ただし、私は、死を望んでいるわけではありません。真逆です、死は、恐れ悲しむ出来事ではないということです。人生とは、ありがたい学びの場です。永遠の明日への「今日の学び」です。

⇒瞑想と祈り(守護霊へのお礼とお祈り)⇒守護霊とは、もう一人の自分自身です(最大の理解者)

人は、死を目の前にして、最後のよりどころとするとするところは、守護霊です。究極のお願い。

「お願いですから、もう少し時間をください!」と。(ただし、自分さえよければいいんだという、身勝手な自己中のお願いは、残念ながら、100%叶えられません)

⑥病気を治すのは、だれですか?

 生死を懸けた問題を、「お任せ」でいいのでしょうか。医師への絶対的信頼でいいのでしょうか。

私は、入院して3日目、先生からの「カテーテル検査(脳の血管検査)」を、拒否しました。これは、ありえないことです。

この病院、始まって以来の出来事だこと思います

私は、先生に対して、失礼なこと、絶対に言ってはいけないことを言ってしまいました。

カテーテル検査はしません!」「手術もしません!」と。

私は、今回の手術に対して、NOという判断です。それは、人生観・死生観から導き出される、本能的、直観的、確信です。

病気を、治すのは、あなたです。もう一人のあなたです(真実のあなた=真我)。

自然治癒力や生命力の『根源』は『あなた自身の魂』です。入院してから、即、休むことなく24時間体制で、瞑想と祈り、つまり『セルフ・ヒーリング』です。

決して難しい事ではありません、他力の前に、まず、自分自身をみつめ、いまだからこそ、やれること、やらなければいけないこと。永遠の命への覚醒。

『お願いですから、もう少し時間をください。まだ、死にたくありません。まだやるべきことがあります』と、守護霊に伝えます。

病院の談話室にて、瞑想しながら、夜中、2時、3時、4時・・・時間はある意味、無制限です。

看護婦さんに何度も注意されました、「お部屋に戻ってください」と・・・

内的パワーは蘇り、血流は蘇り、駆け巡る。下がった電圧が、少しずつ上がっていく感覚です。

まさに『よみがえれ魂』です。

1対100の法則。(医師と患者)

私の命がかかっているのです、「ああ、そうですか」「お願いします」とは、とても言えない心境です。

警告】***すべての人が、生死にかかわる病気(がん、心筋梗塞、脳卒中、危険なる手術を伴う病気等)に対しては、もっと、真剣に対峙すべきではないかと思います。

私見⇒失礼ながら、多くの方々が、永遠に生きたいとは思っていない。諦めているのか・・・そもそも、「そんなに長生きはしたくない」と本気で思っているのか、不思議です。

生命力がなさすぎる?生きるための執念の欠如。『生きているんだか、死んでいるんだか、分からないような人が多すぎます

1対100の法則(医師と患者)

現代に『赤ひげ先生』はいますか。

あなた(医師)に、100人の妻(患者)がいます、その一人が大病になり、死の宣告を受けた。あなた(医師)は、その妻の為に命を懸けて献身することができますか?

残念ながら、死にそうな患者を前にしながらも、診察が終われば、担当医師は、明日のゴルフの天気の方が心配な方も大勢おります。・・・1時間待って、3分医療。

それは、現代の医療制度では、致し方ないことかもしれません。(医は算術)

しかし、一方では全身全霊で医療に向き合っている医師もたくさんおります。

結局、助けるのは、自分自身。生死の判断は、最終的には、すべて自分自身の内にあります。人のせいにはできません。すべての原因は、あなたにあります。

命に係わる病気になった時、それは、あなたの人生の最大の危機です。人生最大の正念場です。その時、あなたはどんな想いで、どのような行動をしますか。的確なる後悔なき「反省」(なぜ病気になったか、答えを知っているのは、医者ではありません、あなたです。)と、冷静な現状把握、未来予測、そして、今、なにをすべきなのか。

よろしくお願いします(手術前)。ありがとう(手術後)。そして、残念ながら亡くなった最後にも(残された妻が、ご遺族が)、ありがとうございます

はたして、それでいいのでしょうか。他力本願。お任せの人生。悪い結果は運命のせい。仕方ないじゃないか、と・・・。

あなたは、この人生最大の危機に、なにを想い、どう行動しますか・・・

しかし、一方では、私は、医師を信頼していない訳ではありません。信頼してるからこそ、10回以上の入院と、手術も2回しております。

現代医学を否定しているわけではありません。

いい病院。いい先生との出会い。医師との信頼関係。

人生は出会いがすべてです。出会いは自分の行動で引き寄せるものです。

しかし、最後に、決断するのは、あなたです。

この大宇宙の主人公は、あなたです。

死の宣告を受けたら。死を覚悟したら、すごいことになった!

死の宣告を、受けてから(平成28年6月)、それから、たった二カ月で、もう2年分の仕事ができた。

私は、入院中、退院の2日前、病室から葬儀屋に電話をしました。本当です!

同時に、会社に、廃業の旨を伝えました。

のんびりとベッドに横たわっている暇はありません。

残された時間は後わずかです。

意識があるうちに、精魂を懸けて、全力ですべてをやる。やり残したものがないように。家族に迷惑をかけないように。そして、自分自身の人生のケジメとして。

〈決断、未来を読む〉

手術を受けていたら、こうにはならなかった。もちろん『本』も出せないし、このようなすばらしい「講演のチャンス」に恵まれてることはなかった。

すべて、順調です。予定通りです。脳梗塞になったおかげで、多くのすばらしい人たちと出会いました。友達が、一気にいっぱい増えました。すばらしい!!

死んでる暇はありません!

確かに、末期といわれながらも、私は手術をしなかったが、なぜか、不思議なことに、ますます元気になり、頭脳明晰、囲碁もダンスもカラオケのOKだ。

ついには、生まれて初めての、小説も書けた。

一体どうなっているんだ!

仕事もやめ(廃業)、車も返上、究極の断捨離もでき、戒名(自己作成)をもらって、生前葬(友人葬)もすませ。相続もクリア。万全の体制だ。

「神よ、どこからでもかかってこい」の心境です。

ああ、それなのに死にません。

全然、死にそうもありません。

どうなっているんだ。

逆に、困りました。

かえって、以前より元気かも。

まだまだ、やりたいことはいっぱいあります。

老後は、宮古島に引っ越してのんびりと、などとと思っていたが、急に忙しくなりました。

死んでる暇はありません。

まだまだ、死ねません。

魂は不滅です。

しかし、しかし、この物語は、ここで終わった訳ではありません。

もちろん、

本番はこれからです。

クライマックスは、実は、これからです。

この物語(私の人生物語)は、まだまだ続きます。

大いに楽しみだ。わくわくします!!

               ◇◇◇◇◇

なぜなら、「死は、神様がくれる最高のプレゼント」だからです。

                                完。

       

           《 参考 》

        ☆ ☆ ☆

いのちを懸けて、最終オピニオンへの道。

私が55才(今から13年前)の時、初めて脳梗塞(一過性脳梗塞)となる。

神奈川県、横浜市根岸の『脳血管医療センター』にて、1カ月間言語リハビリ。

➀ AOI国際病院(川崎市川崎区) 2回入院 主治医 阿部琢巳先生(65歳の時)

第1回目入院(通算2回目) 入院期間2016年4月18日~25日(8日間)

第2回目入院(通算3回目) 入院期間2016年6月1日~18日(18日間)

② セカンド・オピニオン 

虎ノ門病院(東京都 港区) 脳神経外科 原貴行先生

スペクト検査(血流検査)の実施(2016年5月10日・5月30日・6月14日)

***「告白」の本では、ここまでの出来事を記載しています。

③ サード・オピニオン 

第二川崎幸クリニック(川崎市幸区) 脳神経外科 神林智作先生

(2016年7月22日~2018年4月10日)

④ フォース・オピニオン 

第14回公開ヒーリング(スピリチュアルヒーリング)(2016年11月27日)

⑤ フィフス・オピニオン(最終オピニオン

山王病院(港区赤坂) 脳神経内科、脳血管センター長。 内山真一郎先生 (2018年5月22日)

生前葬

2016年7月に私の生前葬を執り行いました。

死んだのは私です。喪主も私です。

友人葬で参加者16名。

下の画像は『生前』一周忌のときの写真です。

これによって魂が進化向上するわけでは全くありません。

私は死にません。魂は不滅です。(小説「告白」より)

自分の遺影を前にピース

血管年齢90歳以上!

2017年5月の定期検診にて

医師「血管年齢は90歳以上ですね。」

私「えっ!うそ?」

医師「もうこれ以上はありません。リミッター越えです。」

2017年の血管年齢

一生に一度飲むだけで脳卒中で絶対に倒れない法

《都市伝説》一度飲むだけで絶対に倒れない法(私は30代で母に熱心にすすめられ飲みました。)

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